讃岐のり染

⼤川原染⾊本舗

防染のための「のり」を布地に置き、⾊を染め分ける讃岐のり染。くっきりとした輪郭と鮮やかな⾊合いが特⻑です。

01 のり置き
ガラスの床の下からライトを当て、下絵の上に布を置き、布の染め残したい部分に、残したい⾯積に合わせた「筒」を使ってのりを置く。油単(湯たん・獅⼦の胴体)などの⼤きいものは、出来上がりサイズの布でのり置きした後、⾊を差しやすいように裁断する。
02 ⾊差し・乾燥 刷⽑を使って⾊を差す。塗る場所に合わせて刷⽑の形や⼤きさを変える。乾いたときに⾊具合に影響するので、エアコンなどはつけず、できるだけ⾃然な状態の場所で⾏う。
03 蒸し 染料を布に定着させ発⾊を良くするために、⾼温で布を蒸す。
04 ⽔洗い のりや余分な染料を⽔で洗い落とす。
05 干す 天気の良い⽇を選んで中庭に⼲す。
06 縫製 図柄がずれないように縫い合わす。

道具のこと

のり もち⽶、塩、⽯灰または糠(ぬか)を混ぜたもの。のりがひび割れて、染料が⼊ってしまうのを防ぐために塩を⼊れる。
筒 和紙に柿渋を塗った「渋紙」を筒状に丸め、その先からのりを絞り出して模様を描く道具。⼿でのりを出すため、⽣き⽣きとした温かみのあるタッチに仕上がる